思ったより早く台風が近づいてきたけれど、物干し竿もサンダルも洗濯ばさみも出たままで、何から片付けるか迷うことはありませんか?風雨が強まる前で、安全に外へ出られる状況なら、飛びやすい物から順に見ると動きやすくなります。ここでは15分を目安に、ベランダと窓まわりの最終点検の方法を紹介します。
台風情報を見たら、まず「外へ出てよい状況か」を確認
最初に見るのはベランダではなく、最新の台風情報や警報・注意報、いまいる場所の風雨です。気象庁は、屋外の備えを大雨や強風の前に済ませ、台風の接近中は不要な外出を控えるよう案内しています。すでに雨風が強い、物が飛び始めている、足元が濡れているといった状況なら、ベランダには出ません。室内から確認できることへ切り替えましょう。
この記事の「15分」は公的な安全基準ではなく、優先順位をつけるための編集上の目安です。作業はできれば明るいうちに。住まいの広さや物の量、体調によっては終わらなくても構いません。高い場所へ手を伸ばす作業や、重い物を無理に運ぶ作業は避け、安全にできる範囲で切り上げます。
最初の7分は、ベランダの「飛ぶ物」と排水口を確認
外へ出られる状況なら、軽くて飛びやすい物から室内へ。ハンガー、洗濯ばさみ、サンダル、掃除用のブラシやバケツを先に集めます。物干し竿は竿受けから下ろし、無理なく運べるなら室内へ。外せない設備については、住まいの説明書や管理会社の案内を確認してください。
植木鉢は大きさにかかわらず確認します。ただし、重い鉢を一人で抱えたり、踏み台を使ったり、腰壁から身を乗り出したりするのは避けてください。無理なく移せない物があるときは、平常時に家族や管理会社へ相談を。賃貸住宅では、避難経路をふさがない置き場所も確認しておきたいところです。残り時間で、排水口の表面にある落ち葉やごみを手の届く範囲で取り除きます。
次の5分は、窓・雨戸・シャッターを室内外から確認
まず室内から、窓の鍵がかかるか、閉めたときにがたつかないか、ガラスにひびがないかを見ます。雨戸やシャッターは、風が弱く安全に操作できる間に、きちんと閉まるかを確認。外側を見る必要があっても、窓から身を乗り出したり高所へ上がったりせず、手が届く範囲にとどめます。異常があれば無理に直さず、管理会社や施工業者などへ相談してください。
養生テープを貼るだけで、窓が割れなくなったり安全が保証されたりするわけではありません。飛来物への備えは、雨戸・シャッターの確認や、窓際から物を離すことなども合わせて考えます。
割れた際の破片の飛散を抑える備えとして、飛散防止シートを検討するなら台風直前ではなく平時に。アサヒペン「UVカットガラス飛散防止シート」は、室内側に貼る粘着タイプで、幅46cm×1.8mと92cm×1.8mがあります。ひび割れたガラス、屋外、ざらざらした面などには使用できません。施工時は室温を10〜35℃に調整するなど条件もあるため、窓の種類と公式の注意事項を確かめてから作業しましょう。シートはガラスの破損や安全を保証するものではありません。
こんな人におすすめ
窓まわりを見直したい人向けの商品です。貼れるガラスの種類や施工条件を公式情報で確認し、無理のない日程で準備しましょう。
紹介アイテム
アサヒペン UVカットガラス飛散防止シート UH-11 92×180cm クリヤ
ガラスが割れた際に破片が飛び散りにくくする、室内側施工の粘着シートです。紹介するUH-11は92×180cm。貼れない面や施工温度の条件があります。
最後の3分は室内から見直し、外へ戻らない
最後は施錠を確かめ、カーテンやブラインドを閉めます。窓際の花瓶や置物など、倒れたり割れたりしそうな物は少し離れた場所へ。ベランダに出し忘れた物がないかは、窓越しに見直します。
ここで風雨が強まっていたら、忘れ物に気づいても外へ戻らないでください。15分で終えることより、危険を感じた時点でやめる判断が先です。時間に余裕のある日に一度この順番で見ておくと、直前に抱える作業も減らせますよ。

