秋の衣替え前に洗濯表示を再確認|縮みや型崩れを避けるための読み方

秋物のニットの洗濯表示を確認する女性と、洗い方・水温・アイロン温度・干し方の確認項目

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✎Mana-us編集部

衣替えで久しぶりに出したニットを、普段着と同じコースで洗おうとしていませんか?洗濯表示の記号だけを見て洗濯乾燥コースを選ぶと、乾燥の表示を見落とすことも。記号を丸暗記するのではなく、並び順に沿って一つずつ見ていきましょう。

1. 衣替えで出した服、いつものコースで洗って大丈夫?

久しぶりに出したセーターに、こもったにおいや折りじわがあると、すぐ洗いたくなるものです。ただし、普段のTシャツと同じ洗い方が合うとは限りません。まずは内側のタグを探し、記号とその近くにある文章を確認します。

見る順番は「家庭洗濯→漂白→乾燥→アイロン→商業クリーニング」。表示も原則としてこの順に並んでいます。洗濯機に入れられるかだけで終わらせず、乾燥や仕上げまで続けて見ておくと安心です。

2. まず確認したい5つの基本記号

基本の形は5つです。おけは家庭での洗濯、三角形は漂白、四角形は乾燥、アイロン形はアイロン仕上げ、円はクリーニング店で行う商業クリーニングを示します。

おけの中の数字は液温の上限です。「30」なら30℃までで、30℃で洗わなければならないという意味ではありません。記号の下線1本は弱い処理、2本は非常に弱い処理を表します。下線があれば、衣類の表示に対応するコースがどれか、洗濯機の説明書でも確かめましょう。

なお、2024年8月20日以降の現行表示には、30℃限度の手洗い記号が追加されています。手が描かれたおけには30℃限度と40℃限度があるため、数字まで見ます。

3. 衣替えで間違えやすい表示

手が描かれたおけは「手洗い可能」です。おけに×が付いていれば家庭洗濯はできません。ニットを見るときは、手の記号と×を取り違えないようにしましょう。「おしゃれ着コース」や中性洗剤を選べば、どの服でも洗えるわけではありません。

もう一つの盲点が乾燥です。四角形の中に円があり、さらに×が付いた記号はタンブル乾燥不可。おけで家庭洗濯ができても、乾燥機まで使えるとは限りません。

漂白は、無地の三角形なら塩素系・酸素系のどちらも使用可能、斜線入りなら酸素系のみ、三角形に×なら漂白不可です。漂白剤を使うときは、衣類だけでなく漂白剤側の用途や注意書きにも目を通します。

4. 洗い方だけでなく、干し方まで準備する

洗い終わってから「ハンガーに掛けてよいのかな」と迷わないよう、四角形の自然乾燥表示まで先に見ておきます。線の向きや本数によって、つり干し、平干し、ぬれつり干し、ぬれ平干しに分かれ、斜線との組み合わせは日陰干しを示します。

平干し指定のニットは、洗濯前に広げる場所を確保しておくと慌てません。浴槽上を使う「ダイヤ フランドリー・平干しネットお風呂用」も、平干し場所を作る選択肢の一つです。浴槽との接触部に滑り止めがあり、ロングニットには2枚を並べて使う仕様です。約75×60cmなので、衣類を無理なく置けるか、浴槽の幅とあわせて確認してください。

平干しする場所に困る人へ

洗濯表示で平干しを確認しても、ニットを広げる場所が見つからないときに。洗い始める前に浴槽まわりの寸法を測り、干す場所を用意しておきたい人向けです。

ダイヤ フランドリー・平干しネットお風呂用

紹介アイテム

ダイヤ フランドリー・平干しネットお風呂用

浴槽上に広げて使う、ポリエステル製の平干しネットです。本体は約75×60×0.8cm、約125gで、浴槽に触れる部分には滑り止めが付いています。

5. 収納前・着始め前の確認リスト

洗濯を始める前に、次の点を確認してみましょう。

  • おけの記号、数字、下線、×を見たか
  • 漂白剤を使えるか、製品側の用途や注意書きも見たか
  • タンブル乾燥と自然乾燥の指定を確認したか
  • アイロンの可否と温度表示を見たか
  • 円のP・F・Wを家庭用洗濯機の「ドライコース」と混同していないか
  • 「洗濯ネット使用」「あて布使用」などの付記を読んだか

P・F・Wはクリーニング店向けの記号です。迷う衣類は無理に洗わず、衣類の表示と付記、洗濯機の説明書、洗剤の表示を照らし合わせます。判断できないときは、販売元やクリーニング店へ相談しましょう。しまう前と着始める前のひと手間が、大切な服の扱い方を見直すきっかけになりますよ。